こんにちは、東京遺言相続相談センター今西です。
相続手続きは不動産の相続登記の他にも、預金や保険金、有価証券など様々な手続きが必要になります。
どの手続きも相続人確定の為にまず必要になるのが被相続人の出生から死亡までの戸籍です。
以前はこの戸籍のセットを手続毎に取り付けるか、一つ終わったら返却してもらい次の手続きに使用するなど、
非常に手間も費用もかかるものでした。預金が複数の金融機関にある場合などは尚更です。
これを解消できるのが近年取得可能となった法定相続情報一覧図であります。
相続が発生した際はまず法務局にてこれを取得しておくと便利です。
取得のために上記の戸籍を一度は集めて提出する必要がありますが、
それを行えば法定相続情報一覧図は無料にて何通でも取得できますので、
例えば金融機関が3つであればこれを3通取り付けておけば、
相続人確定資料として戸籍の束を窓口ごとに取り付けたり、使い回したりする代わりにこれを添付すれば済むのです。